Rejaul karim.rk, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
コジャコウネコはインド、スリランカ、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、中国南部と中央部、および台湾に生息するジャコウネコ科の動物です。
夜行性で、普段は単独で行動しています。
体長55cm前後、体重は2~4kg、スマートなイエネコサイズといったところでしょうか。害虫やネズミ駆除のためにペットとして飼われているケースもあり、このあたりもイエネコと似ています。
注目すべきは、その不思議な柄です。体横から見るとまだら模様、上から見ると縞模様、尻尾はリング状模様、欲張りセットのような、とても魅力的な模様ですね。
また、コジャコウネコは特に環境への適応力が高く、サバンナや草原地帯、人間の住む開けた地域などを中心に、非常に多様な地域で生息しています。故に、狩猟や環境破壊などの影響を受けにくく、現在の個体数は安定しています。
コジャコウネコの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
Kalawedda - Small Indian civet (Viverricula indica)(Colombo Pictures)
撮影されたコジャコウネコは、どうやら撮影者の方に普段からビスケットをもらい、餌付けされているようです。時折家の庭にやってきては、餌をもらえるのを待っているそうです。カメラを近付けても逃げる様子はなく、慣れた様子でビスケットを食べています。生息地では、コジャコウネコが身近な野生動物であることを実感する動画です。
Rescued Small Indian Civet Released Back Into The Wild(Wildlife SOS)
野生動物保護団体Wildlife SOSのチャンネルで見つけた動画です。インドのジュンナールで保護されたコジャコウネコが、Wildlife SOSの医療チームによる治療を受けた後、無事に回復し、自然に戻される様子を見ることができます。
コジャコウネコの基本情報や、個体数を維持している理由について詳しく解説されています。環境破壊の影響を受けない、タフなコジャコウネコの一面を知る事ができます。
インターネット動物園という設定で公開されている動物図鑑のサイトです。サイト内で使われいている写真は全て管理人様が国内の動物園で撮影したとのことで、恐らく日本で唯一コジャコウネコがいる動物園、愛知県の東山動物園のキノボリジャコウネコだと思われます。タヌキを細長くしたような可愛い表情の写真を沢山見ることができます。
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