D. Gordon E. Robertson, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
ビルマジャコウネコ(Large-spotted civet)は、南アジアと東南アジアの低地(標高 300 m以下)の森林に生息します。
ミャンマー、タイ、マレーシア、カンボジア、ラオス、ベトナム、中国南部に生息していますが、中国では、1998年を最後に目撃されていません。
ビルマジャコウネコは、生息地の減少、罠や犬による狩猟により絶滅の危機に瀕しており、IUCNレッドリストでは絶滅危惧種に分類されています。
個体数は生息している国全体で着実に減少していると考えられており、特に食品として扱われる中国とベトナムでは大幅に減少している可能性があります。
ビルマジャコウネコの体色は銀灰色から黄褐色で、大きな黒い斑点があります。
尾は黒で白い縞模様があり、先端は黒くなっています。
成獣は、体長が76~77 cmで、尻尾の長さはは33~39 cm、体重は6.6~8.4 kgです。
ビルマジャコウネコの摂食生態と行動に関する正式なデータは存在しませんが、夜行性で単独で行動し、小さな哺乳類と若干の植物を食べると考えられているようです。
ビルマジャコウネコの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
スナドリネコの研究と保護をしているプロジェクトが偶然捉えた、ビルマジャコウネコのマーキングの様子です。
お散歩ワンコの様に、木に付いた匂いを嗅いだのちに、お尻を向けてプシッとひっかけていくビルマジャコウネコが、はっきりと捉えられています。
こちらはスナドリネコの保護団体によるビルマジャコウネコの解説動画です。
カラー/赤外線トラップカメラに捉えられたビルマジャコウネコの映像とともに、スナドリネコとの違いを解説しています。
ビルマジャコウネコの特徴がわかりやすい、非常に鮮明な写真が載っています。
体色や、大きな黒班点、首の模様などが、はっきり見て取れます。
とりあえず、ジャコウネコに興味を持たれた方に。 姿の特徴や習性といった基本情報のほかに、ジャコウネコのフンとコーヒー豆の話や、香水との関係の話など、面白い話が紹介されています。
ネットにはほとんど情報のない、ビルマジャコウネコについての英語版wikipediaページです。
現時点では一番詳細です。(日本語版はありません。)
※これらの機能は、検索ワードを入力するたびに内容が更新されます。