Daderot, CC0, via Wikimedia Commons
オビリンサンは、タイ、マレー半島、スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ島に分布する動物です。
体長35~45センチメートル、尾長31~42センチメートルほどで、胴体は細長く、四肢が短いのが特徴です。
オビリンサンは、同じネコ亜目の仲間であるネコ科とは、似ても似つかない外観ですが、脚にある引き込み式の鋭い爪に、ネコとの共通点を感じられます。
オビリンサンは、おもに木の上で過ごします。ネズミ、ヘビ、鳥類などの小さな脊椎動物を食べますが、食糧を探すときは地上に降りてきます。
オビリンサンの繁殖については、ほとんどわかっていませんが、大木の下などに木の枝や葉を集めて巣をつくり、半年に2~3匹の子を産むとされています。
※オビリンサンは、以前はジャコウネコ科(Viverridae)の仲間と考えられてきましたが、近年プリオノドン科(Prionodontidae)に分類されています。
オビリンサンの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
Banded Linsang (Prionodon linsang)(Frankfurt Zoological Society)
森を徘徊するオビリンサンが捉えられた映像です。長~い胴体、長~い尻尾が特徴のオビリンサンですが、首も長く見えますね!
A banded linsang (Prionodon linsang linsang) from Sumatra, at Taman Safari.(Video Ark)
46秒の短い動画ではありますが、オビリンサンの顔のアップを見ることができる、貴重な動画です。小さい顔に大きな目、丸みを帯びた耳がとてもかわいいです。ひげも一本一本見える、鮮明な動画です。
残念ながら日本語サイトでオビリンサンの情報がほとんどありません。こちらはオビリンサンについて掲載されていた、数少ない日本語のサイトです。オビリンサンの特徴のひとつであるからだの模様について、くわしく説明されています。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の英語版サイトです。こちらでは、オビリンサンの形態や生息地、食べ物など、詳しい情報が掲載されています。
ご興味ある方は、Google翻訳などをご利用の上、ご覧ください。(英語が得意な方はそのままどうぞ!)
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