ジョンストンジェネットは、ジャコウネコ科の動物です。
コートジボワール、ガーナ、ギニア、リベリアのアフリカ諸国にある熱帯雨林に生息しています。
現在、ジョンストンジェネットを取り巻く環境は決して平穏でありません。
森林伐採などによる、生息地である森の破壊や喪失が彼らの脅威となっており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。
ジョンストンジェネットは、西アフリカで最も知られていない肉食動物の一つと考えられております。
20世紀末まで、博物館に保存されているいくつかの皮膚と頭蓋骨があるのみでしたが、2000年1月にコートジボワールのタイ国立公園の近くで死体が発見され、さらに2000年7月にコートジボワールのタイ国立公園で最初の生きた個体が捕獲されました。
さらに2011年、セネガル南東部の保護区であるディンデフェロ自然保護区で初めてその姿が記録されました。
このように、ジョンストンジェネットは少しずつではありますが、その存在を私たちに示してくれています。
今後、ジョンストンジェネットへの関心が高まり、彼らの住む森林の破壊に歯止めがかかることを願ってやみません。
ジョンストンジェネットの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
First sighting of Johnston´s Genet in Senegal(Nerea Ruiz de Azua)
セネガル南東部にあるディンデフェロ自然保護区でカメラトラップで初めて記録されたジョンストンジェネットです。
ジョンストンジェネットが水を飲む様子がはっきり捉えられています。
前述のように、ジョンストンジェネットは、まだまだ未知の動物であり、情報が掲載されているサイトはほとんどありません。
こちらは2011年、セネガルのディンデフェロ自然保護区で初めてジョンストンジェネットが撮影された時の記録が掲載されています。(撮影された映像は、上記でご紹介しております)
研究向けのサイトかつ、英語サイトですので、読むには骨の折れるサイトではありますが、おそらく現在ジョンストンジェネットについて最も詳しく掲載されているサイトと思われます。
また、カメラトラップで撮影されたジョンストンジェネットの画像と、発見された位置を示す地図、発見された半落葉樹林の画像が掲載されていますので、画像をみていただくだけでも価値があると思います。
こちらは英語版ウィキペディアでのジョンストンジェネットのページです。ジョンストンジェネットの生息地や形態、保全状況などが掲載されています。
こちらもウィキペディアと掲載内容はほぼ同じですが、画像が掲載されています。しかし、真偽のほどはわかりません。
※これらの機能は、検索ワードを入力するたびに内容が更新されます。