Subhumanfreak at the English Wikipedia, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
キノボリジャコウネコはアフリカ大陸中央部の森林やサバンナに生息し、その名前のとおり、樹上で生活する動物です。夜行性で、日中は木の上で休んでいます。
耳は小さく丸みを帯びており、手足は短く、しなやかなしっぽ...など、何となくイエネコに似た体形ですが、気性が荒い一面も持っており、森で人間の連れた犬に遭遇すると、飼い犬を攻撃し、その戦いに勝つこともあるとか。
主に果物などを食べる一方で、げっ歯類、昆虫、卵、鳥類なども捕食します。その際、アライグマのように、前足を器用に使って獲物をつかむことができます。
野生での寿命は明らかではありませんが、飼育下では最長21年間生きたという記録があるそうです。
キノボリジャコウネコの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
Camera Trap Video 061 / African Palm Civet(Projet Coméca(コメカ・プロジェクト))
森の中を歩くキノボリジャコウネコの姿を捉えた動画です。その外見や歩き方、しっぽの動かし方など、やはりどことなくイエネコを思わせる雰囲気を持っていますね。
An African palm civet (Nandinia binotata binotata) in Libreville, Gabon.(Video Ark)
こちらの動画は、キノボリジャコウネコの顔がアップで撮影されたものです。顔はイエネコとは似ておらず、どちらかというとイタチに近いように見えますが、鋭い牙が見えており、ネコ亜目の動物であることを改めて実感します。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、キノボリジャコウネコの形態や生息地、食べ物など、詳しい情報が掲載されています。
インターネット動物園という設定で公開されている動物図鑑のサイトです。サイト内で使われいている写真は全て管理人様が国内の動物園で撮影したとのことで、生き物たちへの愛情を感じます。キノボリジャコウネコの写真は残念ながら剥製でしたが、毛並みなどの質感は伝わってきました。
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