物語で悪役のイメージで描かれることの多いハイエナ。
そんなハイエナは、見た目はイヌに似ていますが、ジャコウネコと近縁の種なんですよ!
なかでもシマハイエナは真性ハイエナの中で最も小型です。
アフリカのサハラ砂漠以北、アラビア半島、中東、コーカサス地方、インド、ネパールと広く生息しており、唯一アジアにも生息してるハイエナで、実はあまり研究が進んでいません。
シマハイエナは、狩りは下手で、よく失敗に終わります。そのためライオンなどが立てる音やその獲物の悲鳴を聞きつけて、おこぼれに預かろうとウロウロといつまでも待ったり、狩った本人を追っ払って横取りするので、卑怯者のイメージがついてしまいました。 ハイエナ類は腐肉の漁り屋のイメージがありますが、シマハイエナは、腐肉以外にも昆虫や小型の脊椎動物や卵、それに水分補給源となる果実や草なども多く食べます。
余談ですが、シマハイエナはレバノンの国獣なんですって。
シマハイエナの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
【ハイエナ】シマハイエナの生態〜アジアにも生息する「掃除屋」と呼ばれる動物〜(Striped hyena) (オレンジ動物チャンネル)
シマハイエナは、白や淡黄色地に黒い横縞模様が入っており、背面に暗色の長い鬣(タテガミ)が生えています。びっくりした時や威嚇するときはこの鬣を逆立てます。耳は大きくて先端は尖っています。立ち姿も独特で、前足が後ろ足と比べて長く独特の腰が落ちたような姿勢なんですよ。
富士サファリパークの飼育員さんが、知っておくとちょっと動物通になれるポイントを指導!
体色や生息域などの一般的な情報だけでなく、身近にお世話をしているからこそわかる目線で、シマハイエナの習性を教えてくれます。
実際にシマハイエナに会ってみたい!そんな時に。国内でシマハイエナのいる施設が列挙されていますから、お近くの動物園を探して一度行ってみてはどうでしょうか。また、ほかのサイトとは違って、グッズや関連ニュースなんかもあってシマハイエナに興味を持った方におすすめです。
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