Rejoice Gassah, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons
カニクイマングースは、北東インド亜大陸と東南アジアから中国南部と台湾に及ぶ広い、生息域を持ちます。
亜熱帯の常緑樹林や湿った落葉樹林、時には石灰岩林に棲みますが、人間の居住地近くの農地に現れることもあります。
”カニ喰い”という名前ですが、カニだけでなく魚、カタツムリ、カエル、軟体動物などの水生動物から、げっ歯類、鳥、爬虫類、昆虫など、捕まえることができるものなら何でも食べます。
朝と夕方に、小川の畔など水の近くで狩りをし、水辺を棲みかとし、なかば水中生活をしています。 実はマングースは泳ぎが苦手なのですが、例外的にカニクイマングースは泳ぐのも潜るのも、とっても上手なんですよ!
カニクイマングースの見た目はイタチそっくりで、外敵に襲われたときに尻尾の付け根にある臭腺から強い悪臭のする液体を放って防御したり(いわゆるイタチの最後っ屁)と、習性までイタチに似ていますが、ジャコウネコの近縁です。
なお、学名はUrva urvaですが、かってはGulo urvaやHerpestes urvaと分類されていました。
カニクイマングースの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
食蟹獴捉魚 crab-eating mongoose catch fish(王文哲-涵蓋圈image circle)
なかなか見られない水辺での漁が見られます。 鮮明なアップで捉えらえているので、暗褐色から薄茶色の地に、アグーティといわれる著しく白髪が混じった毛皮がはっきりわかりますね。
大きな魚をパクッ!
唯一といっていい、日本語でのカニクイマングースについてのページです。
複数の事典の内容を抜粋記載しており、分布や特徴がシンプルにまとめられています。
とりあえず、マングースに興味を持たれた方に。
姿や習性といった基本情報のほかに、姿が似ている「ミーアキャット」との違いや因縁深いハブとの関連などについて知ることができます。
自然に似せた環境下でのカニクイマングースの行動がみられる動画です。
水辺でウロウロ。二匹でご飯をモグモグ。
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