Wibowo Djatmiko (Wie146), CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
ジャワマングースは、東南アジア原産のマングースです。
かつては、沖縄に輸入され繁殖してしまったマングースは、このジャワマングースだと考えられていました。
そのため、特定外来生物指定もされましたが、現在それは別種(フイリマングース[Herpestes auropunctatus])であることが分かっています。(現在は共に特定外来生物指定されています。)
ジャワマングースは、フイリマングースより一回り大きいのが違いで、尻尾を除いた体長は 300~415mmです。
尾が体長よりも短いのが特徴です。
標高1,800 m (5,900 フィート)までの森林,低木林,草原,農耕地に生息しており、荒廃した混合落葉樹林、乾燥した常緑樹林だけでなく放棄されたプランテーションやパイナップル畑などにも現れ、両生類、爬虫類、小型哺乳類から昆虫まで、旺盛な食欲でモリモリ食べてしまいます。
そのため、ジャワマングースは、鳥、卵など家禽被害や在来種の捕食による減少など、被害をもたらしている害獣とされます。
なお現在学名は、Urva javanicaですが、過去Herpestes javanicusと分類されていました。
ジャワマングースの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
マングースは特徴が見分けにくく、さらにジャワマングースは、フイリマングースなどと混同されていたため、他種マングースと間違った動画が多く上がっています。
こちらは現時点ではおそらく唯一といっていい、他種と間違っていない貴重なジャワマングースの動画映像です。
短いですが、全体像がしっかりと捉えられています。
とりあえず、マングースに興味を持たれた方に。
姿の特徴や習性といった基本情報のほかに、見た目が似ている「ミーアキャット」との違いや、因縁深いハブとの関連などについて知ることができます。
環境省によるジャワマングースのデータです。
害獣としての視点から、特徴、定着実績や被害状況など正確な情報が提供されています。
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