Aebischer Thierry and Hickisch Raffael, CC BY 2.5, via Wikimedia Commons
プゥサルグマングース(Pousargues's mongoose)は、アフリカの中央アフリカ共和国、ザイール北東部、スーダン南部、およびウガンダ西部全体に生息する比較的小さなマングースです。
アルバート湖のほとりからイマトン山脈の森林草原まで、さまざまな場所に棲んでいます。
また、ムベンデのサバンナ林でも発見されているため、African tropical savannah mongooseと呼ばれることが良くあります。
プゥサルグマングースの体の長さは25~33 cm、尻尾の長さは16~23 cmです。
体色は茶色ですが腹と顔は灰色で、顔の方が暗色です。
フサフサした茶色の尻尾と、頑丈で強力な前足の爪を持っています。
サイズと外観が似ているため、ドワーフマングースと間違えられることがあります。
プゥサルグマングースについて、その実態は、ほとんど知られていません。
姿もあまり見かけられず、10年以上姿を見られなかったこともあるようです。
プゥサルグマングースの習性についても、ほとんどわかっていません。
部分的に昼行性であり、シロアリの塚や木に潜んでいるという仮説があるくらいです。
食習慣もよくわかっていませんが、プゥサルグマングースの持つ大きな穴掘り用と考えられる爪と特殊化していない歯から、シロアリを含む穴居性無脊椎動物や小さな脊椎動物を食べる可能性が考えられています。
プゥサルグマングースの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
"Mongoose Species - All Mongoose Species Of The World(WILD Panthera)
プゥサルグマングースの動画映像は見つかりませんでしたので、スライドショーをご紹介します。
内容はイラスト1枚、写真2枚および生息域とレッドリスト分類だけで、17秒ほどです。
プゥサルグマングースは39番目に17秒ほど紹介されています。
内容は全て生息域と食性、写真ワンショットぐらいですが、全種を一堂に会して見れるのは見ごたえがあります。
スミソニアン協会の国立自然史博物館による、生命百科事典のページです。
ネットにはほとんど存在しない、希少なプゥサルグマングースの写真が複数あります。
"data"タブには、プゥサルグマングースについての基本情報も載っており、参考元も明記されています。
ミシガン大学 動物学博物館の、プゥサルグマングースについてのデータベースです。
プゥサルグマングースの特徴や生態、習性などが、参考文献名と共に書かれており、現状もっとも詳しいページです。
プゥサルグマングースのWikipediaページです。
内容は、プゥサルグマングースの特徴、生息地、習性くらいです。
現時点で唯一日本語で、プゥサルグマングース単種について書かれているページです。
ただし、内容は分類とIUCNレッドリストカテゴリーくらいしか有りません。
※これらの機能は、検索ワードを入力するたびに内容が更新されます。