.Derek Keats from Johannesburg, South Africa, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons
ヌママングースは、セネガルからエチオピアまでのサハラ以南のアフリカと、ナミビアを除く南部アフリカの広い範囲に生息しています。
「ヌマ」という名前の通り、水辺での生活を好む夜行性のマングースです。泳ぎが得意で、最大15秒潜水することも出来ます。
カニや魚、貝などの水生の生き物だけでなく、ネズミ、昆虫、蛇なども食べています。
ヌママングースは獲物である鳥を狩る際に、とても面白い行動をとります。
ヌママングースの肛門周囲には毛がなく、対して体毛は黒いので、肛門がよく目立ちます。彼らは仰向けになり、肛門を鳥に見せるように日光浴をしているふりをします。そして、肛門に興味を抱いた鳥が近付いたところを狙って捕まえるそうです。何ともユーモラスな狩りの方法ですね。
ヌママングースの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
Water / Marsh mongoose(South African Wildlife Rehabilitation Center)
南アフリカ野生生物リハビリテーション センターで保護されたヌママングースの赤ちゃんの映像です。シリンジでミルクを与えられる程に幼い赤ちゃんが、元気に成長していく様子がわかります。この後、この2匹は川に慣れるためのトレーニングを開始したそうです。無事に自然に帰れるといいですね。
Water Mongoose grabs eggs(Watch.Share.Give.)
ヌママングースが鳥の卵を器用につかんでいます。この映像にはありませんが、ヌママングースは卵を手で投げつけて殻を割って食べるそうです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、ヌママングースの形態や分布、形態など、詳しい情報が掲載されています。
英語サイトですが、生息地、食性、生態、保全等について詳しく紹介されています。
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