Patrick Giraud (edited to fix white balance), CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
ヒョウはアジアからアラビア半島、アフリカまで幅広く分布しているネコ科の動物です。
ヒョウは大型のネコ科の中で、世界中で最も広域に分布しており、地域によっていつかの亜種がいることが知られています。
ヒョウは適応能力が高く、サバンナや熱帯雨林・半砂漠など様々な環境の中でくらしています。
身体能力も優れており、獲物を追跡するときの速さは時速60kmほどに達するほか、跳躍力も優れていて、幅は6メートルほど、高さは2~3メートルほどジャンプができます。
木登りも得意で、狩りの際にも木の上に身を潜めて獲物を狙い、下を通りがかった獲物に襲い掛かります。
あごの力も強く、自分の体重よりも重いシカなども木の上まで引っ張り上げることもできます。
ヒョウの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
孤高の暗殺者 ヒョウ | ナショジオ(ナショナル ジオグラフィック TV)
ヒョウは、群れを形成せず、単独で生活します。
縄張り意識が強く、特に子育て中の母ヒョウは、子どもを守るため縄張りに侵入した者には容赦しません。
そんなヒョウ母子の縄張りに入ってきたのは、なんと母ヒョウと血を分けた姉でした…。
大型ネコ科の成功者 ヒョウ | ナショジオ
(ナショナル ジオグラフィック TV)
俊足で俊敏。木登りが得意で、木の上からの獲物を奇襲するのもお手の物…。
肉食動物の中で、大成功を収めた動物、ヒョウ。
そんなヒョウのメスが、本日の狩りに成功し、戦利品をハイエナなどに奪われないよう、木の上に運んだ。
狩りはパーフェクトかと思われたが、実はある動物に尾行されていて…。
その動物とは?そして結末は?続きはこちらの動画でご覧ください。
富士サファリパークの動物ふれあい課飼育担当の方が、ヒョウについて詳しく解説したページです。
大阪のオバチャンの代名詞でもある「ヒョウ柄」。
あの美しい模様が特徴的なヒョウですが、その一方で、全身真っ黒の黒ヒョウもいますよね。
亜種も多く存在するヒョウですが、実は、「ヒョウ柄」のヒョウと、黒ヒョウはまったく同じヒョウなのだとか。
しかも、黒ヒョウは一見真っ黒に見えますが、よく見ると、黒褐色の体毛の中に、ちゃんと「ヒョウ柄」があるのだとか!
光がよく当たるような場所だと確認できるのだそうです。これは自分の目で確認してみたいですね!
その他、ヒョウあるあるや、ヒョウの意外な性格など、日頃ヒョウの飼育に関わっているから方だからこそのお話は、とても興味深い内容です。
IUCN(国際自然保護連合)が公開している「レッドリスト」でも、絶滅危機種に指定されておらず、現在全体としては生息数を維持しているヒョウ。
しかし、地域別に見ると、絶滅の恐れのある亜種も存在します。
特に深刻なのはアジア地域のヒョウで、少なくとも5つの亜種が絶滅の危機に瀕しています。
絶滅の危機に瀕しているヒョウと、その生息する地域の環境を守るため、10年もの間行われてきた取り組みと意義、成果が紹介されています。
ヒョウの生態や習性、分布や生息地など、ヒョウについて詳しく紹介されたページです。
ヒョウの狩りの方法も、詳細に解説されています。
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