bclarkesmith, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
オセロットは、主に南アメリカの熱帯雨林に生息するネコ科の動物です。
メキシコやアメリカ・テキサス州の一部にも分布しており、草原や人間の集落近くに姿を現すこともあります。
自分よりはるかに小型のサル、ナマケモノ、ハナグマ、ヘビ、シロミミオポッサム、キタオポッサム、げっ歯類や鳥類等を捕食します。
オセロットは非常に鋭い視力を持っていますが、獲物を追跡するのに臭いを辿ることが研究によって判明しています。
オセロットの毛皮は非常に高価なものとされ、また人に慣れやすくペットとしても人気のあるため、乱獲が続き、多くの国で絶滅危惧種に指定されています。
オセロットの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
遊ぶオセロット「メロディ」(よこはま動物園ズーラシア)Ocelot which plays(manyamou)
よこはま動物園ズーラシアで飼育されているメロディさん(2014年11月撮影)が遊んでいる様子を見ることができます。とってもかわいいですね!
オセロットの生態などの基本情報の他、名前の由来も紹介されおり、“野生のトラ”という意味があるメキシコ語、「Tlalocelotl(トラロセロトル)」から名づけられたとのこと。
ではなぜオセロットは“野生のトラ“と呼ばれたのでしょうか?詳しくはこちらのサイトでご覧ください。
先にご紹介しました動画の、「よこはま動物園ズーラシア」で飼育されているメロディさんが紹介されています。
メロディさんは、日本国内の動物園で見ることのできる、最後の一頭だったそうです。オセロットは人なれしやすい動物として知られていますが、このメロディさんも人なれした、かわいいオセロットでした。
調べたところ、残念ながら2020年9月に亡くなってしまったそうです。
オセロットの飼育下での寿命は15~20年と言われており、24才まで生きたメロディさんは、とても長生きだったといえます。
いつかまた日本の動物園でもオセロットに会える日が来ることを、切に願います。
こちらは、生息数がわずか50頭程度と見られていたアメリカのテキサス州にある「ラグナアタスコサ国立野生生物保護区」で、オセロットの巣が見つかったという記事です。しかも子猫も確認されました。
多くの国で絶滅危惧種に指定されているオセロットの保護・生息数の増加には一朝一夕にはいかないことでしょうが、期待していきたいと思います。
オセロットの分布や生息地、食べ物など、基本情報が掲載されています。
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