クリルアイランドボブテイルは、クリリアンボブテイルとも呼ばれ、ロシアのサハリン諸島、カムチャツカ半島、千島列島に200年以上も前から生息していたと言われている、尻尾の短い猫です。
ボブテイルという名の通り、尻尾が短くねじれており、座っている後ろ姿はウサギのようにも見えます。同じ特徴を持つジャパニーズボブテイルとの遺伝的な関係はないとされています。
クリリアンボブテイルは、丸みのある大き目の頭、やや吊り上がった目、ふんわとりた被毛に筋肉質の体、後ろ足が長いのが特徴です。
クリルアイランドボブテイルは、集団で狩りをしたり、浅瀬で漁をすることもあると伝えられています。
また、通常であれば、猫は交尾の後雄は雌から離れてしまいますが、クリルアイランドボブテイルの雄は、子猫が生まれた後も父親としての役割を果たすそうです。
海に囲まれた寒い島での生存戦略としての結果なのでしょうね。
群れで行動することもあるクリルアイランドボブテイルの性格は、社交的でコミュニケーション能力に長けています。穏やかで賢く、調和を好みます。
クリルアイランドボブテイルの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
Cats 101 Animal Planet - Kurilian Bobtail ** High Quality **(Frank in Thailand)
性格、特徴、歴史、群れでの狩り、繁殖、子育てについてなど、クリルアイランドボブテイルの基礎知識を知ることが出来ます。日本ではなかなかお目にかかれない希少なクリルアイランドボブテイルの姿を見られる映像です。英語の動画ですが、日本語訳で視聴できます。
クリルアイランドボブテイルが家に侵入しようとした野生のキツネを撃退したニュースが紹介されています。集団で活動することもあるクリルアイランドボブテイルにとって、侵入者から家族を守る意味もあったのでしょうか。その様子が撮影された動画へのリンク付きです。
現残地であるロシアから、実際にクリルアイランドボブテイル3匹と暮らしている飼い主さんの話が紹介されています。
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