ドンスコイはロシア原産の無毛のイエネコです。
1987年で発見された猫が起源で、バーバラと名付けられた子猫は成長するに従って毛が抜けていく特徴を持っており、バーバラが産んだ猫たちも同じ特徴を引き継いでいました。一時は、毛が抜けるのは病気ではないかと、殺処分されそうになりましたが、ブリーダーの助けにより、2000年頃、ドンスコイという品種として認められました。
ドンスコイの無毛の理由は、脱毛する顕性遺伝子を持っているためです。生まれたときから無毛のタイプや、生えていても成長するにつれ抜け落ちてしまうものが殆どです。同じ無毛の猫としてスフィンクスとの違いは、スフィンクスには実は産毛が生えています。
猫は通常、足の裏にしか汗腺がありませんが、ドンスコイは体中に汗腺があるので、全身に汗をかきます。
また、足には水かきがついているそうです。
Nickolas Titkov from Moscow, Russian Federation, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
Français anonyme, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
ドンスコイの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
Donskoy Cat(The Laughing Lion)
ラスベガスでのキャットショーに参加したドンスコイのオジーさんの様子が紹介されています。動画で見るドンスコイは思った以上に猫でした(当然ですが)。無毛だからこそ、しなやかな体が引き立っています。珍しいドンスコイの美しさが伝わる動画です。
ドンスコイの歴史、特徴、性格など基本的な情報が紹介されいます。被毛がないドンスコイのデリケートな皮膚のお手入れ方法についても知ることができます。
ドンスコイの基本情報のほか、毛色(皮膚の色)について知ることが出来ます。ピンクやライラック、三毛など、被毛がなくても皮膚のカラーバリエーションがあるのが興味深いですね。
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