Rod Waddington, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
映画「マダガスカル!」に悪者として登場したフォッサは、マダガスカル島に生息する最大の肉食の哺乳類で、地域の頂点捕食者として君臨しています。
フォッサはマングースの仲間ですが、生息地が熱帯雨林やサバンナということから、木登りが非常に得意、その身体能力を生かし、キツネザルなどの小型の猿を捕らえて食べます。
大型の猿を狩る際には、2頭で協力することもあるそうです。
フォッサの特徴は何といってもその外見。熊のような丸い耳と、犬のような鼻、体長は61~80センチ、体長よりも長い尻尾、ピューマのような細身でしなやかな体躯としっかりした足を持っています。色々な動物の特徴を集めたような、不思議な魅力のある外見をしています。
樹上での生活がメインにもかかわらず、指のあいだに水かきがあるもの興味深いですね。
フォッサの魅力をもっと知ることができる、おすすめの動画やWEBサイトを厳選しました。
Fossa, Madagascar's Top Predator but Endangered Species|National Geographic(National Geographic Korea - English ver.)
まるで猿かリスのように、木の上を自由自在素早く動き回るフォッサ。なんと交尾も木の上で行っています。太い足も長い尻尾も、華麗な樹上生活を送るためのものなのですね。
マングースの仲間であるフォッサが、なぜ最強捕食者として進化をとげることができたのか。マダガスカル島という特殊な環境下で独自の進化をしたフォッサについて、楽しく読み進めることができるページです。珍しいフォッサの赤ちゃんの動画も紹介されいています。
フォッサのメスが1~2歳の思春期の一時期に、オス化するという非常に珍しく面白い特徴について紹介されています。いきものの不思議さを感じさせる内容です。
現地では「赤ちゃんをさらう」「人が屋外で寝ていると顔を舐めて失神させはらわたを抜き取る」など言われいるそう。恐ろしい存在でもあるのですね。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、フォッサの形態や生息地、食べ物など、詳しい情報が掲載されています。
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